3連休の初日は、雨だったのでどこにも出かけず。
そのおかげで、綺麗な紅葉を見つけました。
秋の訪れですね。
3連休の初日は、雨だったのでどこにも出かけず。
そのおかげで、綺麗な紅葉を見つけました。
秋の訪れですね。
アジア回廊 現代美術展に行った時、元崇仁小学校で「still moving 2017」が開催されるとの情報を得ていたので観に行ってきました。
2023年に元崇仁小学校の跡地に京都市立芸術大学が移転するのですが、移転に向けてのプレイベントとして催されています。
でも、例年に比べて展示物が少なかったので、少し寂しい展示だったです。
これは2015年に行った時のstill movingです。
これは2016年に行った時のstill moving です。
校舎の中の小さな部屋の床に穴を開けている作品です。
どのみち壊される建物なので好き勝手やってもいいかなと思いますが、この小学校の卒業生だったら、あまり部屋を壊されるのは嫌かな。。。
穴を開けた時に出てきた土で人形を作ったのでしょうか?
荷台付き三輪車が展示されていました。
移転で荷物を運ぶことをイメージした作品でしょうか?
薄暗い部屋にネオンが輝いていて妖艶な雰囲気がありました。
京都駅の地下で舞妓さんと写真が撮れるイベントが開催されていました。
京都市内のあちこちでイベントが催されていて、楽しい秋を満喫しています。
職場の友人から二条城で催されている「アジア回廊現代美術展」で現代アートが観れるとの情報を入手しました。
遠出して現代アートを観に行くこができない自分としては、願ったり叶ったりのイベントでした。
以下に代表的な作品を紹介したいと思います。
チェ・ジョンファさんの「フルーツの木」という作品です。
大きさにも驚きましたが、カラフルなフルーツの木が目を引きますね。
二条城の台所に入ると色んな作品が展示されていました。
チェ・ジョンファさんの「涅槃」という作品です。
大きな大根に目が行きますが、これは大仏の涅槃図を意味しているのでしょうか。
草間彌生さんの「無限の網のうちに消滅するミロのビーナス」という作品です。
最近、この人の作品はあちこちで観ることができるようになったと思います。
谷澤紗和子さんの「容」という作品です。
少し気持ち悪い作品でしたが、土着の霊性や地霊祭などの祝祭儀式をイメージしているとのことでした。(奥が深いです。。)
ツァイ・グオチャンさんの「盆栽の舟」という作品です。
この人の作品は、瀬戸内国際芸術祭で色々と観てきましたが、力強い作品が多く、大好きな作家さんの一人です。
この作品もチェ・ジョンファさんが制作された「エアーエアー」という作品です。
キムチ用のザルを組み合わせた巨大なオブジェなのですが、「フルーツの木」や「涅槃」の方が自分は好きでした。
東南角櫓に展示されていた、久門剛史さんの「風」という作品です。
電球が振り子のように揺れ、風の音と光の明減によって山小屋で嵐が過ぎ去るのを待機しているような雰囲気のある作品でした。
自分的には好きな作品だったのですが、豊島にあるストームハウスという作品には及ばなかったと思います。
へ・シャンユさんの「城」という作品です。
排泄物とそれを不意に踏んでしまった足跡を表現している作品で、とても変わり種の作品でした。
この作品もチェ・ジョンファさんが制作された「呼吸する花」という作品です。
呼吸しているかのごとく動く花弁に目が行きました。
アジア回廊 現代美術展は、二条城だけでなく京都芸術センターでも開催されているので、歩いて移動することにしました。
その途中にあった、京都市立芸術大学ギャラリー「@KCUA」にも寄ってみました。
ここではアジア回廊 現代美術展 特別連携事業 (同時開催展)として「身体0ベース運用法「0 GYM」」が催されていました。
この作品の作家さんである安藤隆一郎さんもおられて、英語で外国の方に作品の説明をされていました。
大学院生の可愛い作家さんも何かの創作中だったです。
少しお声をかけさせていただきました。ありがとうございました。
ここ京都芸術センターへは、祇園祭の時以来にやってきました。
こちらは無料で観ることができます。
オ・インファンさんの「死角地帯探し」という作品です。
物理的な死角や制度的な抜け道、文化的な隙間など、社会の中で普段意識されることのない部分を顕在化しているとのこと。
幼少期から小学校6年生にいたる中原浩大さん自身の学習物、お絵かきの模倣が展示されていました。
このような幼少期に作成した作品が残っていることに驚かされます。
ヒョンギョンさんの「私たちは醜かった」という作品です。
この作品も何かすごい迫力のようなものを感じる作品でした。
ルー・ヤンさんの「ルー・ヤンのゴンタウ・カイト」という作品です。
作家自身の顔を模した20メートルの凧をあげる映像作品です。
子供達が夢中で観ていたのが印象にあります。
あと撮影できなかった今村源さんの作品もオススメです。
特にうちわで仰ぐとゆらゆらと動くタンスがお気に入りでした。
なんか久しぶりにアートの世界に浸れた一日だったかな。。
秋になると、もっとアートイベントが増えるので今から楽しみ!
慶応3(1867)年10月14日に大政奉還が行われて今年で150年が経ちました。
坂本龍馬や新撰組が活躍していた時代から、たった150年しか経っていないことに驚くものの、今回は、大政奉還150周年記念ということで、二条城とアジア回廊 現代美術展を観に行きました。
二条城って徳川家の最初と最後を見守ったところで、戦国時代の強固な城というより、避暑地にあるお寺のような感じに思っていました。
二の丸御殿の正門にある唐門ですが、元々は伏見城にあった門って聞きましたが、伏見城にあった唐門は、豊国神社にあるものとも聞いています。
豊国神社の唐門にも似ていますね。
こちらは、豊国神社の唐門です。
この唐門には、豪華絢爛な彫刻があちこちに飾られていました。
日光東照宮の建物にも似ているような気もします。
二の丸御殿の中は文化財の保護のため、写真を撮ることができなかったのですが、狩野派による立派な壁画をたくさん観ることができました。
特に、大広間にあった「松鷹図」は圧巻です。
この写真は、二の丸庭園にあった「蘇鉄」です。
この蘇鉄は、鍋島藩(現在の佐賀県)の鍋島勝茂から送られたものでしょうか?
二条城に天守閣があったことにも驚きでしたが、意外と見晴らしも良い高台にあったことにも驚きました。
しかも、内堀や外堀、立派な城壁まであるとは思いもよりませんでした。
これは、清流園にあった「加茂7石」です。
石が8つあると思ったら、1つは掃除のおばちゃんでした。。。
二条城を一周回ったところで、綺麗な朝顔が栽培されていました。
何か関係があるのでしょうか?
この後、アジア回廊 現代美術展を観るために二条城をもう一周することになります。
つづく。