どんなビジネススキルや役職による権限があっても、それだけでは成果に限界があるように感じています。特に最近、能力差がそれほど無い状況でありながら、チームの中でリーダー的役割を担っているため、どうすればチームとして成果を上げていけるのかを悩んでいました。
自分の周りにも、うまく成果を出しているチームや組織があって、注意深くみてみると、そこには皆から慕われるリーダが存在していることに気づきました。
慕われるリーダの共通点ってあるのかと考えてみたのですが、それぞれスキルも違うし、経歴も違う。ましてや役職の権限なんて無いのにリーダ的な仕事をやってる人もいます。
そこには「人間力」という共通の能力があるのだろうと考え、「人間力」でネット検索してみると、ひとつの本がヒットしました。
それが、中村文昭さんが書かれた「話し方」ひとつで、人生はでっかく変わる!という本です。
さっそく、この本を購入して読んでみました。
この本には「聞く力」「話し方」「人間力」の順に記載されています。
自分は人前で講演する訳ではないので 「聞く力」「話し方」の章については、いまいちピンとこなかった部分もあったのですが、最後の「人間力」の章には、色々とヒントがあったように感じます。
そこで、この本の内容を後の自分の為にまとめておきます。
1. キーワード
・頼まれごとは試されごと
・できない理由を言わない
・何をするにしても「何のために」を考えろ
今の自分にできることは何か?
頼まれて、喜んでもられることは何か?
みんなで頑張れる目標は何か?
何のために、自分は話すのか?
・人を光らせてこそ、自分が光る
・言い訳から話しはじめない。
2. この本から得られた事
人間力を高めるためには
・明確な目標を定め(「何のために」がポイント)
・人から頼まれた事は、相手が考えていた以上の成果をだし、それを繰り返す。
・最初からできない理由を言って、自分の器を小さくしない。
共感できる部分も多々あったので、この内容をヒントに人間力を向上させていきたいと思います。