今日は、第66回正倉院展を観に奈良へ向かいました。
正倉院と言うと高床式倉庫ってなことしか知らなかった自分ですが、光明皇后が亡くなった夫である聖武天皇の愛用の品を東大寺に納め、盧舎那仏(大仏)をはじめとするみ仏にささげたのが始まりとのことです。
また、今回展示された品は最低でも10年ぐらいは観ることができなくなるので、非常に貴重な展示会なんですよね。
自分が到着した時には人が誰もいなく、待つこともなくスムーズに入場することができました。
京都国立博物館で購入した年間パスを利用して、チケットを購入しなくても入場できたのも大きいかと思います。
展示品を写真で撮影することができなかったですが、今回の目玉は「伎楽面」「桑木阮咸」「衲御礼履」「鳥毛立女屏風」「人勝残欠雑張」「紫檀木画挾軾 」「黄金荘大刀」「鳥獣花背方鏡」「東大寺封戸処分勅書」「檳榔木画箱」「緑地錦碁局覆」「密陀彩絵箱」「雑玉幡 残欠」「白瑠璃瓶」です。
逆に言うと、これだけなんですね。。。
正倉院には、650点以上の貴重な品が収められていますが、展示はそのごくごく一部なんだと、この時に気づきました。
それにして、1300年ほど前に作られたとは思えないぐらい貴重な品を観ることができ、とても満足!!
博物館を出ると入口には、むちゃくちゃ人が並んでいます。
並ばずに入場できたのは、奇跡だったのでしょうか。。
せっかく奈良に来たので、このまま帰宅するのはもったいないと思い、近くを散策していると、鹿せんべいを頑なに拒否する鹿さんが一杯いました。
これだけ観光客が一杯いて、鹿せんべいをやってたら嫌にもなるわね。
つづく。