本日の最終目的地「キナーレ・十日町市街地周辺エリア」に到着しました。
十日町にホテルを予約しておいたので、時間が許す限りキナーレ周辺のアート作品を鑑賞することができ、まだまだ楽しい時間は続きます!
まず最初は、大地の芸術祭のメイン会場である「越後妻有里山現代美術館(キナーレ)」を見学することにしました。
これは、蔡國強さんの新作である「蓬莱山」の周りに飾られている藁細工のオブジェです。
近づいてみると、思っていたより細かく再現されていて驚きました。。
ちなみに、ここで「大地の芸術祭2015限定プレミアム商品券」が購入できます。
パスポート1つで2冊(10,000円で12,000円分の商品券)まで購入できたので、お得でしたよ。
展示会場の中央の池には、中国の伝承の「蓬莱山」をかたどった作品がありました。
正面からみるとリアルな山なのですが。。。
裏は工事現場のようになっています。
これはアート作品であることを意味して、わざとこのようにしているのかな?
建屋に入ると「ゴースト・サテライト」という作品がありました。
地元で集めた多様な物品で人工衛星に見立てているとのこと。
パチンコ台が素敵です!
これは「トンネル」という作品です。
ガイドブックに載っている写真を観て、どのように撮ったのだろうかと思っていましたが、トンネル内の模型だったんですね。
ここキナーレには、誰の作品なのか分からないぐらい色々と作品が展示されていました。
しかも、縄文時代の土器も同時に展示されているから、新旧アートの共演というところでしょうか。
これは「POWERLESS STRUCTURES FIG, 429」という作品です。
いかにも崩れかけたMUSEUMと書かれた箱の状態が美術館への問いかけとのことですが、いまいち分からない作品を見つけたって感じです。
これは「ソイル・ライブラリー」という作品です。
新潟県内全112市町村で576種類の土が集められています。
土の色合いから、小豆島で観た「小豆島町コミュニティアートプロジェクト」という作品を思い出しました。
これは「忘れられた道」という作品です。
山間の道が姿を消し「消えゆく道」をテーマにしたアート作品となっています。
なんとなく素敵な作品だったので写真をパチリ。
これは「Rolling-Cylinder,2012」というキナーレでも有名な作品です。
この赤、白、青のサインが回転しているのですが、静止画では分かりませんね。
動画撮っておけばよかったと後悔。。。
これは「大地をつつむ皮膚」という作品です。
災害時にシートや仕切り、衣服にも利用できるフィルム・シートとのこと。
シートに描かれたデザインが素敵ですね。
単なる休憩場所かと思っていましたが、これも「粟津潔文庫」という立派なアート作品でした。
複数の円形テーブルに書かれている絵柄をつなげると信濃川になるとのこと。
単なるデザインかと思っていたので、まだまだ自分のアートレベルは低いようです。
2階のレストランに置かれていた食材ですが、これもアート作品に見えてくるから不思議です。
しかも、EOS M3で撮ると、こんなにも綺麗にしかも美味しそうに撮れて大満足!
これなんかも、まるで造り物のように見えますが、れっきとした食材です。
まだ少し外が明るいので、この後キナーレの外にある展示物を観ることにしました。
つづく。