真面目なほどに気まぐれ日記

日々の栄養補給として1日1回(?)を目安に投稿してみる日記です。

瀬戸内国際芸術祭2016春(大島編)

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翌朝になって、ホテルのルームサービスで朝食をとり急いで瀬戸内国際芸術祭のインフォメーションセンタに向かいます。

というのも、今日は人数制限のある大島へ向かうため、乗船整理券を貰いに行く必要があったからです。整理券は出港の30分前から配布されますが、1時間程前から並ぶことをオススメします。

【行程】
 高松港
  9:20発
 大島港
  9:40着

 

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無事に乗船整理券をゲットして大島に上陸しました。

ここ大島は、島全体がハンセン病回復者の養護施設となっており、国立の私有地(?)なので官有船も無料となります。(今回は官有船ではなく芸術祭が準備したタクシー船でしたが無料で乗船できます)

展示作品として新作はありませんでしたが、ハンセン病の歴史を思い出すために再度上陸することにしました。

 

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大島ではガイドさんの指示にしたがって作品を観ることができます。

大島案内所で受付を済まし、最初にあるのが「カフェ・ツヨル」です。

ここでドリンクやスイーツをいただくことができます。

 

 

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最初にガイドさんの説明のもと、納骨堂に参拝してからアート鑑賞をスタートするのですが、前回のように大島についての細やかな説明は無かったです。

「何故、島全体に音が流れているのか」「道に白線が引かれている理由」「各宗派の建物が建っている理由」「横道にお地蔵様が沢山ある理由」「船が展示されていた理由」などなど、初めて訪れる人は分からないんだろうな。。。

もう少し説明をしてもらった方がよかったかな。

 

 

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「青空水族館」という作品です。

入所者が暮らされていた寮に展示されている作品です。

 

 

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「やさしい美術プロジェクト」という作品は、入所者の日常生活で利用された用具などが展示されていました。

 

 

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海中から引き揚げられた解剖台もそのまま展示されていました。

 

 

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ここは、火葬場の奥にある「風の舞」です。

故郷を離れ、この島で亡くなった人々の魂が風に乗って自由に解き放たれることを願って作られた作品です。

 

 

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国立の私有地なので、すべての車両にはナンバープレートがついていません。

この島独特な風景ですね。

 

 

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大島案内所の近くの広場に綺麗な桜が咲いていました。

ハンセン病の隔離政策というダークな歴史を理解するためにも、大島に訪れることをオススメします。

この後、高松港に戻りました。

【行程】
 大島港
  11:10発
 高松港
  11:30着

 

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次の会場へ向かう電車に乗るまで20分程あったので、讃岐うどんを食べることにしました。本場のうどんは美味しいですね。

つづく。