はじめに
意気込み
夏の瀬戸内国際芸術祭への旅は、「アートへの熱意」と「暑さからの逃避」が天秤のように揺れ動く過酷な旅となりました。
この暑さの中でもアートを観に行く価値が有るのかという自分への挑戦が繰り広げられます。
瀬戸内海の島々は、日陰というものがありません!
なので、暑さ対策をどこまで準備しておくのかがポイントとなります。
自分の場合
- 麦わら帽子(去年の夏に行った大地の芸術祭のために購入)
- サングラス
- ひんやり日焼け止めクリーム(国内認可最高レベルのSPF50+/PA++++)
- ヒヤロン(ワンタッチで氷点下になる)
- 水につけると冷たさを維持するタオル
- サーモスの水筒
を準備しておきました。
とにかく熱中症には要注意です。
向かった先は「小豆島」
3年前は秋会期に行って、緊急搬送された苦い思い出のある場所です。
秋だったのですが、水分補給がうまく出来なかったのために尿路結石が発症したのではと思っています。
ちなみに広大な小豆島を1日で観て廻ることは難しいため、前回観た作品はスキップして、効率良く廻るルートを計画しました。
三宮からジャンボフェリーで小豆島へ行くので、坂手港(11:10)がスタートとなります。また、翌日(16:30)は高松へ向かうこともあって、宿泊先は土庄で予約しておきました。
【ポイント】
土庄港から福田港までがバスのメインロードとなり、そのルートから外れた場所(坂手港〜安田、肥土山〜大部港、池田〜白浜)は、交通の便が非常に悪くなるため、メインロードを走っているバスとうまく接続できるのかがポイントとなります。
ただし、時刻表に載っていない瀬戸内国際芸術祭向けの臨時バスも走っていて、これに乗れると効率よく廻ることができます。
今回は、1日目を坂手港〜福田港、その後に土庄港(福田港から冷房の効いたバスに乗って1時間程涼めるため)とし、2日目はレンタルバイクを利用して大部港、肥土山・中山地区、三都半島を観て廻るように計画しました。
坂手港
坂手港に到着し、迎えてくれたアート作品は「スター・アンガー」です。
雲一つない青空とジャンボフェリーとのコラボが美しく、目がクラクラしてきます。(暑さで。。。)
坂手港周辺は、前回に観た作品が多かったことと安田へ向かう臨時バスが来ていたので、すぐにバスに乗り込みました。
この日は本当に暑かったから、アート鑑賞をやめて日が暮れるまでクーラーの入ったバスに乗ってたいと本気で考えたのですが、まだアートへの熱意が優っていたので先に進むことにします。
つづく。