晴明神社を南に少し歩くと展示会場の「堀川団地」があります。
団地?って感じのする場所でしたが、現代アートの展示会場としては雰囲気のある場所をチョイスされていると感じます。
何故かボロボロの建屋の方が良いように思うのか不思議なんですよね。。
ここに展示されていたのが「ラストコール、誤りハッピーアワー」という作品です。
ただいま製作中だったのですが、右奥にいくとこの仕掛がどのようになるのかを映像で説明されていました。
作品が完成後、実際に動いている作品を観てみたいと思います。
今回、一番気に入った作品は「進化的トレーニング」という作品です。
いつものパターンのように、部屋の中でプロジェクタを利用した作品だったのですが。。。
布団をスクリーンにしているため、映像が立体的に見え躍動感を感じさせる作品でした。
瀬戸内国際芸術祭で展示されていた「ストーム・ハウス」がお気に入りでしたが、昭和風の部屋に展示されている雰囲気が好きなのかもしれません。
この作品は「ブロンズの仮面2点」という作品です。
この感性は理解できませんでした。。。
バスで四条烏丸まで移動して北上すると「京都芸術センター」会場に着きます。
大企業の社内行事と現代の宗教儀式とをパラレルに見せることにより、国境を超えた新たな宗教運動の出現について探求する作品だそうですが、いまいち分からなかった作品です。
現代アートって、感性的に理解できない作品がでてきますが、そこはスルーすることにしています。
この場所は「京都芸術センター」ですが、実は閉校された「元明倫小学校」でとても雰囲気のある展示会場でした。
京都市内の閉校された学校を壊さず、文化芸術のために再利用するのに大賛成です。
これは、大垣書店烏丸三条店に展示されていた「この織機を持って失せろ」という作品です。
この作品にもメッセージ性の高いことが埋め込まれているそうですが、いまいち分かりませんでした。
今回は、バスを利用してPARASOPHIAの無料展示会場のみを観て廻りましたが、それでも充分アートを満喫することができました。
PARASOPHIAの開催期間もまだあるので、有料会場である「京都市美術館」と「京都文化博物館」へも行ってみたいと思います。