忙しい毎日を少しでも改善できればと思い「toggl」を利用した時間管理をやってみました。
Togglとは、タイムトラッキング(時間の計測)サービスのことで、このツールを利用すると、効率的な時間管理が行えるようになる魔法のツールのようなもの?なのですが、結論からいうと自分には合わなかったです。
自分の使い方としては
プロジェクト:
具体的な作業名(○○資料作成、○○の打合せ、食事、移動、休憩など)を設定
クライアント:
第1領域(重要度:高 緊急度:高) :消費
第2領域(重要度:高 緊急度:低) :投資
第3領域(重要度:低 緊急度:高) :浪費
第4領域(重要度:低 緊急度:低) :空費
を設定
計測した結果は始める前から分かっていた通り、第1領域に費やす時間が1番多く、次は第3領域、第4領域と続き、最後に第2領域という結果に。。。
平日は、会社で仕事をしている時間が11時間程度、移動時間が往復で2時間程度、昼休み時間は1時間程度なので、14時間は仕事のために消えてしまいます。
睡眠時間は7時間取るように心がけているので、自由になる時間は3時間です。
この3時間を有効に利用するためにだけtogglが活躍するのですが、この3時間は読書、夕食、風呂、休息の時間で使ってしまいます。
なので、重要と考える第2領域を増やすといっても、そこに割り当てる時間がありません。
また、第1領域で割り当てている仕事の内容を細かく分離して、第2領域に割り当てるとかも試してみましたが、時間遊びのようで何の改善のための作業なのか分からなくなってきました。
自分の場合、まず目標を達成するためのWBSを作成し、それぞれ細分化した項目に対してリミット時間を設けて作業を計画的に進めていきます。
このスケジューリング化の時にタイムトラッキングのデータが役に立つのかもしれませんが、今までの経験から作業時間は大体割り出せるため、わざわざtogglで計測したタイムトラッキングデータを利用する必要はありません。
結局、自分にとって必要なのは、作業に費やした時間からより効率的な時間の使い方を分析し改善していく事ではなく、目標に対して抜けもれなく細分化した計画を立て、現状と計画を見失わないようにしながら無駄な時間を排除していく事の方が重要であることを再認識しました。
その原点にあるのは、作業の開始終了を毎回記録していく手間がめんどくさく、投資対効果が低いと感じただけかもしれません。。
どちらにしても、togglは自分のスタイルには合わなかったです。