大政奉還から150年
慶応3(1867)年10月14日に大政奉還が行われて今年で150年が経ちました。
坂本龍馬や新撰組が活躍していた時代から、たった150年しか経っていないことに驚くものの、今回は、大政奉還150周年記念ということで、二条城とアジア回廊 現代美術展を観に行きました。
二条城
二条城って徳川家の最初と最後を見守ったところで、戦国時代の強固な城というより、避暑地にあるお寺のような感じに思っていました。
二の丸御殿の正門にある唐門ですが、元々は伏見城にあった門って聞きましたが、伏見城にあった唐門は、豊国神社にあるものとも聞いています。
豊国神社の唐門にも似ていますね。
こちらは、豊国神社の唐門です。
この唐門には、豪華絢爛な彫刻があちこちに飾られていました。
日光東照宮の建物にも似ているような気もします。
二の丸御殿の中は文化財の保護のため、写真を撮ることができなかったのですが、狩野派による立派な壁画をたくさん観ることができました。
特に、大広間にあった「松鷹図」は圧巻です。
この写真は、二の丸庭園にあった「蘇鉄」です。
この蘇鉄は、鍋島藩(現在の佐賀県)の鍋島勝茂から送られたものでしょうか?
二条城に天守閣があったことにも驚きでしたが、意外と見晴らしも良い高台にあったことにも驚きました。
しかも、内堀や外堀、立派な城壁まであるとは思いもよりませんでした。
これは、清流園にあった「加茂7石」です。
石が8つあると思ったら、1つは掃除のおばちゃんでした。。。
二条城を一周回ったところで、綺麗な朝顔が栽培されていました。
何か関係があるのでしょうか?
この後、アジア回廊 現代美術展を観るために二条城をもう一周することになります。
つづく。