真面目なほどに気まぐれ日記

日々の栄養補給として1日1回(?)を目安に投稿してみる日記です。

大政奉還150周年「二条城とアジア回廊 現代美術展」

アジア回廊 現代美術展

職場の友人から二条城で催されている「アジア回廊現代美術展」で現代アートが観れるとの情報を入手しました。

遠出して現代アートを観に行くこができない自分としては、願ったり叶ったりのイベントでした。

 

二条城会場

以下に代表的な作品を紹介したいと思います。

 

チェ・ジョンファさんの「フルーツの木」という作品です。

大きさにも驚きましたが、カラフルなフルーツの木が目を引きますね。

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二条城の台所に入ると色んな作品が展示されていました。

チェ・ジョンファさんの「涅槃」という作品です。

大きな大根に目が行きますが、これは大仏の涅槃図を意味しているのでしょうか。

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草間彌生さんの「無限の網のうちに消滅するミロのビーナス」という作品です。

最近、この人の作品はあちこちで観ることができるようになったと思います。

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谷澤紗和子さんの「容」という作品です。

少し気持ち悪い作品でしたが、土着の霊性や地霊祭などの祝祭儀式をイメージしているとのことでした。(奥が深いです。。)

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ツァイ・グオチャンさんの「盆栽の舟」という作品です。

この人の作品は、瀬戸内国際芸術祭で色々と観てきましたが、力強い作品が多く、大好きな作家さんの一人です。

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この作品もチェ・ジョンファさんが制作された「エアーエアー」という作品です。

キムチ用のザルを組み合わせた巨大なオブジェなのですが、「フルーツの木」や「涅槃」の方が自分は好きでした。

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東南角櫓に展示されていた、久門剛史さんの「風」という作品です。

電球が振り子のように揺れ、風の音と光の明減によって山小屋で嵐が過ぎ去るのを待機しているような雰囲気のある作品でした。

自分的には好きな作品だったのですが、豊島にあるストームハウスという作品には及ばなかったと思います。

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へ・シャンユさんの「城」という作品です。

排泄物とそれを不意に踏んでしまった足跡を表現している作品で、とても変わり種の作品でした。

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この作品もチェ・ジョンファさんが制作された「呼吸する花」という作品です。

呼吸しているかのごとく動く花弁に目が行きました。

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@KCUA

アジア回廊 現代美術展は、二条城だけでなく京都芸術センターでも開催されているので、歩いて移動することにしました。

その途中にあった、京都市立芸術大学ギャラリー「@KCUA」にも寄ってみました。

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ここではアジア回廊 現代美術展 特別連携事業 (同時開催展)として「身体0ベース運用法「0 GYM」」が催されていました。

この作品の作家さんである安藤隆一郎さんもおられて、英語で外国の方に作品の説明をされていました。

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大学院生の可愛い作家さんも何かの創作中だったです。

少しお声をかけさせていただきました。ありがとうございました。

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京都芸術センター

ここ京都芸術センターへは、祇園祭の時以来にやってきました。

こちらは無料で観ることができます。

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オ・インファンさんの「死角地帯探し」という作品です。

物理的な死角や制度的な抜け道、文化的な隙間など、社会の中で普段意識されることのない部分を顕在化しているとのこと。

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幼少期から小学校6年生にいたる中原浩大さん自身の学習物、お絵かきの模倣が展示されていました。

このような幼少期に作成した作品が残っていることに驚かされます。

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ヒョンギョンさんの「私たちは醜かった」という作品です。

この作品も何かすごい迫力のようなものを感じる作品でした。

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ルー・ヤンさんの「ルー・ヤンのゴンタウ・カイト」という作品です。

作家自身の顔を模した20メートルの凧をあげる映像作品です。

子供達が夢中で観ていたのが印象にあります。

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あと撮影できなかった今村源さんの作品もオススメです。

特にうちわで仰ぐとゆらゆらと動くタンスがお気に入りでした。

 

なんか久しぶりにアートの世界に浸れた一日だったかな。。

秋になると、もっとアートイベントが増えるので今から楽しみ!