京都の節分祭
京都の節分では、京の都の四方を鎮護する寺社を巡る「四方詣り」というものがあります。
北東は、吉田神社
南東は、八坂神社(または伏見稲荷大社)
南西は、壬生寺
北西は、北野天満宮
今年は、この四方詣りにチャレンジしてきました。
ご利益を求めて
智積院
明王殿で11時から開始される節分会では、祈願札と追儺豆をご本尊の前に供えられ、『般若心経』を読誦され、護摩供が焚かれます。
これは初詣で行った狸谷山不動院と似ていました。
どちらも不動明王を祀っているからでしょうか?
ここで古いお札を奉納し、新しいお札をいただきました。
お菓子も節分豆もいっぱいいただき大満足です。
聖護院
バスに乗って向かった先は、八つ橋でも有名な聖護院です。
入口で甘酒の接待を受けた後、ローソクを購入してお坊さんからお経を唱えていただきました。
ここの甘酒は、最高に美味しいと思っています。
須賀神社
聖護院の目の前にある須賀神社にも立ち寄りました。
烏帽子をかぶって水干を身にまとい、覆面で顔を隠し目元だけを出している怪しげな格好をして「懸想文」を売っています。
今回は「懸想文」を購入せず、参拝だけ済ませて次に目的地に向かいます。
吉田神社
「四方詣り」の一つ目であり、節分厄除け詣り発祥の社である吉田神社に参拝します。
今年の節分は休日だったせいか、参拝者でいっぱいでした。
大元宮正面にある厄塚を触り、厄神や心に潜む鬼を塚に封じ込め、社殿と繋がった注連縄により八百万の神との感応を願って一年の健康を祈っておきました。
菓祖神社
お菓子の神様を祀る「菓祖神社」にも参拝します。
ここで豆茶とお菓子をいただきました。
温かい豆茶が美味しかったな!
八坂神社
「四方詣り」の二つ目である八阪神社です。
ここでの目的は「串札」と「福豆」を購入することです。
今年の福豆の景品は、アルミホイルでした。(去年はビニールの鞄)
京都ゑびす神社
最近、新しい財布を利用し始めたため、ここにある財布塚に古い財布を奉納して来ました。
同時に、ここでは幸福茶をいただきました。
熱過ぎでしたが、美味しかったです。
西福寺
六波羅蜜寺の隣にある西福寺にも立ち寄ります。
ここでは、美味しい年越しそばをいただきました。
写真を撮らなかったので、昨年の写真を貼り付けておきます。
六波羅蜜寺
節分祭での豆まきと六斎念仏踊りを採り入れた追儺式を観たかったのですが、まだまだ行くところがあるので参拝だけして次に向かいます。
土蜘蛛を観たかったな。。。
壬生寺
「四方詣り」の三つ目である壬生寺です。
壬生寺へ節分の時に行くのは初めてなのでワクワクしていました。
「壬生狂言」や「厄除ほうらく」が有名なので、時間が許せば壬生狂言を観たかったのですが、人が多過ぎて観ることはできませんでした。
次回は「壬生狂言」と「厄除ほうらく」にチャレンジしてみたいな。。
北野天満宮
「四方詣り」の四つ目である北野天満宮です。
神楽殿で行われる北野追儺狂言と豆まきが行われているのですが、自分が到着したのは17時頃だったので、当然イベントは終わっていました。
でも、これで「四方詣り」が完了したので、今年はより良い一年になるはずです!
大将軍八神社
北野天満宮の近くにある大将軍八神社へ行って、古いお守りを返却して来ました。
時間が遅かったですが、ギリギリ大焼きを食べることができました。
ここの甘酒も美味しかったです。
御金神社
最後は御金神社へ行って、古い「おたから小判」を返却し、新しい「おたから小判」をいただきました。
これで新しい財布に入れておくことができます。
今回は、四方詣りの他に古い財布やお守りの奉納や、新しいお守りを購入したため、これほど沢山の神社仏閣を巡りましたが、できれば四方詣りだけにして節分をもう少し楽しめる方が良いかと思います。