炎天下の中、男木島のアート鑑賞を続けます。
ちなみに、この日の気温は39℃でした。一つ間違えば熱中症になってしまうため、ポカリスエットの2ℓボトルを購入し、適度に飲むように気をつけます。
また、日焼け止めクリームもふんだんに利用して、日焼けでヒリヒリするのを防いでいました。
次に向かったのは、男木中学校にある「昭和40年会男木学校PSS40」の展示作品となります。
この作品は「肉体塾「移動に注意を要する教室」」という作品です。
学校の教室を利用したアート作品を多くみてきましたが、教室内にカラフルなゴムひもが張り巡らされている作品は初めてみました。
カラフルなゴムひもがアクセントになっていて、部屋全体が活気に満ちあふれている感を受けました。
階段の窓から外を見ると、ナスカの地上絵のような作品がありました。
作品の名称は分かりませんが、太古の昔をイメージしているのか、なんかとても懐かしい感じを受けます。
まだ、この作品は制作途中のようで、顔にペイントをしている作者さんが、現在も作品を制作されていました。
とても面白い取り組みです。
この作品は「時の廊下」という作品です。
香川県の伝統工芸品である和傘を利用し、骨の部分にモーターが取りつけてあって、傘が回転しています。
この作品が、普通の展示会場にあればそれほど感動しないと思いますが、瀬戸内海にある古い民家の中に展示されていると、その雰囲気の良さが作品をより良く見せてくれます。
これは男木島で最後に観た作品で「あたりまえと当たり前と」という作品です。
男木島の自然や生活空間、路地などさまざまな風景の中から抜き出した形を切り絵のように休憩所の立体フレームに設置するとのコンセプトでしたが、いまいち良く分からなかったです。
今回紹介した以外にも良い作品はあったのですが、基本的に2010年の時と同じ作品は除きました。
この後、女木島へ向かいます。