毎年楽しみのイベント
今年も京都国際映画祭の季節がやってきました。
以前に比べてアート色が少なくなった気がしますが、映画の作品の質は年々高くなっているように思います。
イベント会場
よしもと祇園花月
祇園会館時代に入館した以来なので、上映するところに入るのは何十年ぶりになります。
エントランスにアート作品が置かれていたので、少しの間アートを楽しみました。
でも、今回の目的は「侍タイムスリッパー」を観ることとなります。
昨年、映画を観るのに事前予約が必要だったことを思い出し、ギリギリで事前申込みを行っておきました。今回は無事に当選したので安心して観ることができました。
(作品の解説)
現代の時代劇撮影所にタイムスリップした幕末の侍が、斬られ役として活躍する姿を描いた痛快娯楽作品。
自主映画にも関わらず、東映京都撮影所の協力で製作された本作。
映像クオリティーだけでなく、娯楽作品としての面白さも商業映画を凌駕しているとの声多数あり!!
突如、未知の状況に放り込まれた男が、七転八倒する姿に笑いと涙が止まらない!!
クライマックスは時代劇史上トップレベルの緊迫感か!?
正直、久々に面白い作品でした。
東映京都撮影所での撮影シーンを観ていると、蒲田行進曲を観ているような錯覚を覚えます。山口馬木也さんの侍の演技は抜群によく、冨家ノリマサさんとの迫力のある殺陣は見どころ満載です。
沙倉ゆうのさんはとても可愛く、しかもこの映画で助監督も務められていたそうです。
自分は、学生時代に8mm映画を撮影していたこともあってか、それぞれの演者とスタッフさんが一丸となって制作されたんだろうなと懐かしい思いに浸ってました。
今回は、京都国際映画祭として本作品しか観ることができませんでしたが、このような素敵な作品を鑑賞することできて、とてもラッキーなイベントでした。
また、来年も楽しみにしたいと思います。